2022-07-08 ダーウィン事変【6月掲載】 こんにちは。 連続更新記録途切れちゃいました。職場の送別会やらで中々時間作れずで。自分で決めたことですが人とのお別れは何度経験しても寂しいものです。今回は群馬の友人からおすすめいただいた『ダーウィン事変』という漫画について書いていきます。倫理観について考えさせられる作品で、多様性が謳われている現代ではとても興味深いものとなっています。 ちなみに洋服には全く関係ないです。 まずは内容。人間とチンパンジーから生まれた少年・チャーリーだが、人間の両親のもとで育てられ、「優れた頭脳と身体能力の持ち主」に成長した[。高校に入学したチャーリーは、人から「陰キャ」といわれているが頭脳明晰な少女・ルーシーと出会い、友情を育んでいった。しかし「動物解放を求めてテロ活動を繰り返」しているALA(動物解放同盟)が、チャーリーを仲間に加え、「テロに引っ張り出そうと画策」し、過激な手段に出る。それにより町の人々は、チャーリーとその家族に対する態度を変えていく。(wikipedia参照) 端的に言うと、作品内では[ヒューマンジー]と呼ばれる主人公チャーリーが、人間か動物かどっちなのかっていうのが話の焦点。あとヴィーガンについても取り上げられてますが今回はノータッチで。主人公チャーリーが常に言うんです。僕は僕だよ、って。どんな見て呉れであればどんな性格であれ、その人はその人なんだって。当たり前のことだけど、チャーリーが言うと説得力抜群です。漫画の話ですけど。そんなチャーリーに惹かれていく登場人物もたくさん増えてきて、その人たちがチャーリーに対して抱く感情がとても共感できます。 はじめは見た目や肩書きに偏見があれど、話してみれば実は良い人。そんな経験ある人も多いんじゃないでしょうか。 チャーリーめっちゃ良いやつです。現代は働き方や恋愛感が実に多様性です。今までは正社員として働くのが当たり前だとか男女は結婚してなんぼだとか。 今はアルバイトや派遣社員、最近では社内個人フリーランスって言葉さえ出てます。恋愛事情に関しても、同性婚や事実婚など様々な選択ができるようになりつつあります。肩書きに捉われないその人はその人って考えがいかに大切か。私自身も色々考えるところあって、働き方と恋愛感が今悩みどころです。 詳しくはここには書きませんが、ダーウィン事変を読んで少し楽な気持ちになりました。 まだ完結はしておらず、単行本はまだ4巻なのでぜひみなさんに読んでほしい。そして今ならAmazonだと1巻無料で読めます。 とまあ今回はこの辺で。 また。